Cot - Caught mergerという現象ついて

Cot - Caught mergerという現象ついて

発音記号/a/と/ɔ/に違いはナシ?

発音を学習している方なら聞いた事があるかもしれない、Cot - Caught mergerという現象について記述します。

発音を学習している方なら聞いた事があるかもしれない、Cot - Caught mergerという現象について記述します。

この記事は約3分で読めます


Cot - Caught mergerという現象ついて

本記事の内容

1. Cot- Caught mergerとは?
2. 単語例

🚨 注意書

・本記事は「効率的に理解するための情報」として記述をしています。
英語発音指導という観点での情報の為、言語学で述べられていない事を含みます。

・便宜上、発音の説明で日本語音を使用する事がありますが、日本語の音での発音を推奨するものではありません。

・本記事の情報は北米英語、いわゆる「アメリカ英語」を対象にしています。

・母音の分類方法はCore Scopesが独自に定義づけたものです。
正誤を主張するものではありません。

1. Cot- Caught mergerとは?

発音記号の/a//ɔ/を区別せずに発音をする現象。

ざっくり言うと、「お」と「あ」を区別せずに発音する現象です。

まず大前提、以下を理解する必要があります。

・"cot"の発音記号は/kat/で、日本語的に考えると「カート」
・"caught"の発音記号は/kɔt/で、「コート」の様な音です。(コウトではない)

これらの単語は「本来は」異なる発音ですが、主に北米西海岸の英語で「同じ発音」になる事があります。
日本語の「あ」「お」と英語の/a/, /ɔ/は異なる音ですが、簡単に理解するために「あ」と「お」が同じになるという理解でOKです。

それぞれを区別して発音するネイティブスピーカーも多くおり、個人の好みによる場合もあります。この現象が起こるネイティブでも特定の場合(Hot dogなど)といった単語は発音を区別する場合もあります

母音の音の詳細については、全21母音を紹介している 【こちらの記事】📝 をご覧ください。



2. 単語例

以下の単語でCot- Caught mergerが起きる場合、ペアの単語は両方同じ発音になります。
音自体(発音記号)は変わりませんが、音の長さが変わることはあります。

bot - bought  pod - pawed

wok - walk   stock - stalk

tok - talk    odd - awed

その他間違えやすい音
sorry ・・・「ソー」ではなく、「サー」の様な発音になる。
brough・・・「ブロート」ではなく、「ブラート」の様な音になる。(ブロウトは間違い)
thought ・・・「ソート」ではなく、「サート」の様な発音になる。(ソウトは間違い)
because・・・「ビコーズ」ではなく、「ビカーズ」の様な発音になる。(ビカウズやビコウズは間違い)

📚 まとめ

Cot- Caught mergerは日本語の音で考えた場合に「あ」と「お」の区別がなく発音される現象のことです。
個人によりこのマージ現象が起きない場合もあり、マージが起きる場合でも単語によっては長さが変わったり、若干音が変化する事もあります。また、Cot- Caught mergerだけでなく、becauseを「ビカウズ」、thoughtを「ソウト」の様に誤って二重母音で発音してしまっているケースを散見する為、シンプルに学習をするためにもCot- Caught mergerを理解しておく事を推奨します。


📝 発音BLOG一覧に戻る